オーケストラル諸島の伝統工芸には NA TIR A ‘ A （ナティラア）と呼ばれる手編の帽子やパニエ（かご）があります。ルルツ島ではきめの細かい編み目が特徴の工芸品が作られています。素材のペオレ（葉のふちにとげのないパンダナス）は緑色の堅い葉を数週間にわたって干したもので、ベージュの葉を白くするために煮込んで、再び干して使うこともあります。タヒチアンは手編みで作られた帽子、お買い物かご、うちわ、収納かごとして、この伝統工芸品を使っています。
マルシェや毎年、ヘイバの時期にタヒチ島で行われているハンディクラフト展などでも見つけることができます。

ルルツ島のペンションの近くに、NATIRA’A体験ができる教室があるので、行ってみました！教室には帽子、カーベット、ワインケースなどさまざまなものが飾られていました。お部屋もNATIRA’Aがいたるところに飾られていて、とても素敵でした。初めての体験でしたので、この小さなかごをひとつ作るのに3時間ほどかかってしまいましたが慣れてくると1時間もかからずに作れるようです。
帰りにはお庭で採れたフルーツをかごに入れてくれました。スターフルーツがこんなに甘くてジューシーなフルーツだったとは！驚きでした。